国際結婚

観光ビザでも就職活動できる?外国人の日本での就活の流れ

今回から数回に分けて台湾人の就職活動編をお届けします。基本的には台湾以外の国の方にも当てはまる内容だと思いますので、日本で就活しようと思っている外国人の方、外国人にプロセスを聞かれたんだけどという日本人の方はぜひ読み進めてくださいね。

うちの妻は中途就活し、無事に内定をいただくことができ働いていますので、その経験も踏まえてお話しできればと思います!

もっとも、皆さんのスキルであったり、求めている仕事だったりによっても変わってくると思いますが、ここでは「技術・人文知識・国際業務」ビザ(オフィスワーク全般)に主に絞ってお話しします。

就活から働くまでの大まかな流れ

詳細に入る前に、大まかな流れを説明します。おおまかに1~3のステップになります。

ステップ1. 日本で就職活動を行う

まず仕事を探しましょう。

よくある誤解で、ビザをもらってから日本に来て仕事探しをすると思っている人もいるのですが、それは違います!就労ビザは仕事が決まったときに初めて申請できると思ってください!

ですので、仕事探しは、大きく分けて母国などの日本外で行うパターンと、就労ビザ以外を持って入国し日本で行うパターンがあります。

日本外で行う場合は、よほど経験のあるスーパー人材でない限り、基本は外国の会社で採用してもらい、日本に来るというパターンになると思っておいた方がいいと思います。マイナビなどの日本のサービスはそもそも日本の住所がないと登録できなかったりしますし、会社の人と繋がっても、まずは日本に来てから話しましょうと言われてしまうことがほとんどです。他にはボストンキャリアフォーラムなどバイリンガル向けの就活イベントが海外で開催されているので、それに参加してもいいかもしれません。

日本に来る場合には、基本は日本人と同じで、就職のサイトに登録して、必要に応じエージェントを使って、書類を出して、面接して、という手順を踏むことになります。もちろん日本の会社でも受けられます。

日本に来る場合に問題なのはタイムリミット。観光ビザなら1回3カ月*2で、1年に6カ月までしか滞在できません。学生ビザや、すでに就労ビザを持っている場合には時間はわりと余裕がありますが、そうでない場合は中々厳しいです。

もう一つの問題は費用です。滞在中は給料がもらえないので(しかも観光ビザならアルバイトも一切禁止)、お金の許す限りでの滞在となることは覚悟しておかないといけません。

ステップ2. 内定をもらったらビザを申請する

そして晴れて内定がもらえた場合、就労ビザを申請しましょう!

会社が主導してやってくれる場合もあれば、自分で書類などを準備しないといけない場合もあるので、そこは聞いてみてくださいね。

ビザについては後半で詳しく説明します!というか、就職活動の努力を無駄にしないためにも、ビザがもらえそうか事前に考えてから応募しましょう!

ステップ3. 来日して働き始める

ビザが無事に発給された場合、来日して働き始めましょう。もし既に別のビザを持っている場合、帰国せずに切り替えを入国管理局で行えば大丈夫です!

ビザ発給後の健康保険、年金についてはこちらに書きましたので参考までにどうぞ!

そもそも日本で働くために必要な技能とは?

ステップ2のビザのところをもう少し掘り下げたいと思います。

技人国ビザで働ける仕事の種類とは?

2018年末時点で、「技術・人文知識・国際業務」ビザ就労している外国人は日本に約19万人もいます!オフィスで働く場合にはこれが最も一般的なビザになるかなと思います。

(※ちなみに去年待遇面で問題になった技能実習生は技能ビザというビザなので別です)

定義はこうです。「日本の公私の機関との契約に基づいて行う理学、工学、その他の自然科学の分野もしくは法律学、経済学、社会学その他の人文科学の分野に属する技術もしくは知識を要する業務または外国の文化に基盤を有する思考もしくは感受性を必要とする業務に従事する活動」

つまり「専門性がある、または外国人でなければならない業務」というのが必須条件になります。

ですので、以下のような仕事では、技人国ビザがもらえないと考えた方がいいでしょう。

単純作業:ホテルにおける宿泊客の荷物運搬、清掃、レストランの配膳など
低すぎる給与:日本人と同じ業務内容の場合、日本人と同等以上の給与を支払うことになっています。ですので、異常に低い給料であればビザは下りません。

ではもらえる仕事はどういうものかというと、基本的に日本人のオフィスワークと一緒なもので専門性or外国人の知識が必要なものであればOKです。

技術ビザ:理学、工学、その他の自然科学の分野。例えばエンジニアです。
人文知識ビザ:法律学、経済学、社会学その他の人文科学の分野。企画、営業、経理などの事務職が含まれます。
国際業務ビザ:外国の文化に基盤を有する思考もしくは感受性を必要とする業務。語学教師、通訳、デザイナー、アーティストなどです。

そのビザに申し込むには大卒とそれに沿った経歴が必要?

申し込むビザについてはクリアになったかなと思いますが、ではどんな条件を満たせばビザがもらえるかというと、

これまでやってきた内容と、日本で従事する職務内容が関連していること

が最も重要になります。つまり、工学部出身なのであれば、基本は技術ビザになります。法学部から技術ビザの申請は厳しいです。あるいは学部でなくても、せめて授業は取っていたなど、自分がその分野に関連していることを示しましょう。

もちろん大学ではなくても、前職での経験があるなどがあればOKです。あとはデザイナーなどであれば、実際に作品等があれば、それを提出して許可がもらえることもあります。

日本語力については、もちろん業務によるものの、あるに越したことはないです。日本人と混ざって働く業務の場合、最低N2が必要、N1があってようやくスタートラインというケースもあります。

まとめ

以上、全体のプロセスと、ビザについて簡単にご説明しました。

ちなみにビザの一覧についてはこちらにまとめていますのでぜひ合わせてご覧ください。

具体的にどのサイトを使ってなどの小技については近日中に執筆予定ですのでお待ちください!

ABOUT ME
ありま
ありま
台湾嫁日記の管理人。台湾人と国際結婚した日本人夫。新宿区在住。'18/9 入籍、'19/5 日本挙式、'19/12 台湾挙式予定。普段は会社員として日々奮闘してます!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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