今回は台湾映画の『那些年,我們一起追的女孩』(邦題「あの頃、君を追いかけた」)を見てみたので、その感想をまとめます!
日本でのリメイク作品が公開中
乃木坂46の齋藤飛鳥主演での日本版リメイクが2018年10月に公開になったので名前をご存知の方も多いのではないでしょうか?
私は日本版は見ていないので、今回は台湾版の感想になります!
台湾の原作のあらすじ

「那些年,我們一起追的女孩」は台湾の作家である九把刀が、自伝的小説を自ら監督として撮影した作品で、青春ラブストーリーとなっています。
舞台は1990年代の彰化という台湾中部の街。5人組の悪ガキ軍団が学校で幼稚な問題行動ばかり起こすので(といってもヤンキー的な方向ではなく男子校的な方向)、優等生の女子生徒をお目付け役として指名。悪ガキの中の主人公はそれを煩わしく思いながらも惹かれて行って…という流れになります。
予告編1
感想(ネタバレあり)
ここからはネタバレが含まれますので、先に作品を見たいという方は、ぜひ先に見てくださいね!あまり全てを語りつくさないで書こうと思うので、見るか決める前にもうちょっと感想を聞きたい!という方は読み進めてください。
全体の感想
こういう青春の感じ、とても好きです!ちょっと羨ましくて腹が立ちます笑
5人組はいつでもバカをやっていて、個性が強く、本当に青春!という一言に尽きます。人生の無駄に見えるけど、そうやって全力で友達と遊ぶ時間はきっと必要なんだろうなーと思います。
個人的には男子校で育ったので彼らのバカやるところも分かりつつ、でも自分はどちらかというと優等生側だったのであまり振り切ったバカもした経験がなくて羨ましいなーと思いつつ、でもやっぱり共学で女子がいるのは腹立ちますね笑(浅い感想)
恋愛の方で刺さったのは、「成長,最殘酷的部分就是,女孩永遠比同年齡的男孩成熟;女孩的成熟,沒一個男孩招架得住。」というフレーズ。そうだよなー、女子の方が大人でバカやってるのは男子が多いよなーと思いました。これがこの映画の要約な気がしますね。
心を動かされた瞬間
ラストは素適でした!あのキスシーンはなんだか本当にこみ上げますね。真っすぐに誰かを愛した青春の1コマ1コマが浮かび上がってきて、上手く行ったこと、上手く行かなかったこと、全てが”たられば”ではなく今に繋がっている。だからこそ、心から相手のことを思える。そんな真っすぐな気持ちは美しいですね。
あとはただの悪ガキだと思っていたら優等生をかばってあげたり、あとは優等生が間違っていると思ったことにはっきりとNOが言えるようになり、その結果廊下に立たされて泣いちゃったり。「沈佳宜,妳超正點的!哭起來也是超正的!」というセリフも印象的でした。
なんといってもヒロインがかわいい
主人公が好きになった相手がどれだけ魅力的かというところで共感できるかが大きく変わってきますよね。(少女漫画では、ちょっと悪い男子ばかりモテるので、それが嫌いです笑 なんで性格いい人がモテないんだ…)
それで言うと、この女の子は完璧でした。容姿はもちろん、悪ガキを昔は単に嫌いだったのにきちんと世話するところとか、間違ったことははっきり嫌いというはっきりした性格だったり、超魅力的です。
演じたのは陳妍希という女優さん。1983年生まれの女優さんなので、女子高生役ですが公開当時は28歳(!) そんな驚きも含めご覧ください。
予告編2
まとめ
いかがでしたでしょうか?青春ラブストーリーものが見たい!って時にはオススメですよ!
初心者の語学学習者であれば、日本語版を見て意味を理解した後で、中国語字幕でチャレンジしてみると結構分かるのでそれもいいかもしれません^^
ぜひぜひ見てみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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