国際結婚

配偶者ビザ申請に必要なもの一覧

今回は配偶者ビザの申請に必要なものを紹介していきます

ネットにはたくさんの記事がありますが、正直言うと、それらは不安を煽るように書かれています。誤解を恐れず言えば、行政書士が仕事を得るために、ある程度リスクを誇張して書かれている節もあります。

そのため、比較的簡単な婚姻届提出のプロセスでは(まず断られることはありません)一般のブログ記事が多くヒットしますが、配偶者ビザになると行政書士のホームページばかりで、実際に何が必要なのかを知ることは難しいです。

そこで、個人で申請した経験を踏まえ、本当に必要な書類は何か、解説していきます

そもそも配偶者ビザとは

配偶者ビザは誰のため?

配偶者ビザと一般的に呼んでいますが、正しくは、「日本人の配偶者等」というビザで日本に入国する、日本人と婚姻関係にある外国人配偶者のためのビザの通称です。

ちなみに、「家族滞在」ビザは、日本に住む外国人がその家族を呼び寄せるためのビザですので別物です。

配偶者ビザを申し込むのは何故?

一つ大事なことを言っておくと、日本人と結婚した人が日本に滞在する方法は何種類もあり、配偶者ビザを必ずしも申し込む必要はありません

たとえば、観光ビザ免除国の配偶者であれば、国にもよりますが、一般的に年間半年までなら観光ビザで滞在できます。

また配偶者が学生や社会人として既に日本でのビザを持っているのであれば、特に変更する必要もありません。

では何がいいかというと、配偶者ビザの自由度の高さにあります。一般に他のビザはある目的のためだけのビザです。つまり、観光は観光目的なので、お金を稼いではいけません。学生は認可された学校に一定時間通わないとダメですし、生活費のための最低限のバイトは認められますがそれ以上は不可です。就労も、その会社でその技能を使うためのビザなので、転職などの際には再度申請が必要です。

ところが配偶者ビザは、身分に対して与えられるものなので、日本での活動において制限がありません。そこが大きなメリットです

配偶者ビザの有効期間は?

有効期間は6カ月、1年、3年、5年です。

初めて申請した際には、ほとんどが1年になります。稀に3年になる人は、外国での結婚生活が長いなど、別れる可能性が低いことが立証されている人たちになります。

その後の更新で問題なければ3年、5年と伸びていきます。もしオーバーステイであったり、収入の問題などでリスクがあれば、また1年になってしまいますが、申請の回数が増えるだけなので、さほど気にしなくてもいいでしょう。

配偶者ビザの申請方法

お待たせしました、ここからは申請方法です!

配偶者ビザという申し込み書類はない

まず初めに、配偶者ビザという申し込みの枠はありません。

ビザ=在留資格ですので、「在留資格認定証明書」あるいは「在留資格変更許可申請」を、法務省に対して提出することになります。これは全てのビザ共通です。

二つがどう異なるかというと、まだビザを持っていない人は前者、まだ持っていない人は後者を申請します

ただ気を付けていただきたいのは、観光ビザ(正確には短期滞在ビザ)から配偶者ビザへの変更はやめた方がいいです!

もちろん行政書士の方などを使って上手くやれるのであればそれでもいいですが、審査が長期化する傾向にあります。そんなことをするくらいなら、普通に「認定証明書」を申請して、認定証明書をもらったら母国で手続きをして入国し直した方が、いろいろスッキリします

ということで、ここからは「在留資格認定証明書」を基本に説明します。

必須項目は法務省ページをチェック

まず申請書類には、必須項目と、その他追加書類というのがあります

必須書類は下の法務省のページを見てください!(更新が怖いので、PDFは直貼りしていません)

http://www.moj.go.jp/ONLINE/IMMIGRATION/16-1.html

在留資格認定証明書交付申請書、身元保証書、質問書の3通が基本の書類になり、それを埋めていけば完成します

どれもなかなか長くて辛くなりますが、基本的には素直に従って埋めていけば大丈夫です。この書き方は行政書士のホームページにも詳しく載っているので、そこを参照しながらやってみてくださいね(上と同様に、形式が変わってしまうことがあるので、各自検索してください!)

唯一台湾人として喜ばしいのは、国籍・地域なので「台湾」と記載できることです!基本はパスポート発行国になるので、台湾or中華民国でokです。

あとは返信封筒と切手、証明写真、戸籍謄本(日本側、相手の名前記載)、結婚証明書(相手国)、住民票写し、課税証明書・納税証明書があります。これらはWebではなく、地元の役所に行ったりして準備しましょう。

追加書類は何を出せばいいの?

そして問題は追加書類です。

これは私も申請する2週間前くらいに存在を知り、急いで書類をかき集めました笑

どういうことかというと、必須書類だけでも申請はできるのですが、それで判断材料が不足した場合には追加書類を見て判断することになります

これは審査の過程で入管が聞いてくれる場合もあれば、聞かずに証拠不十分で否認されてしまう場合もあるので、追加書類を出すのは必須です!ほぼ必須書類です!!

ではどんなものを出せばいいかというと、その決まりはありません。ただし目的は3つで、婚姻が真実であることを証明するものと、経済力があることを証明するもの、夫婦の身元を証明するもの、に分けられます。

下は全部出せという意味ではありませんが、とりあえず出しておけばいいでしょう笑 多くて困るものでもなさそうです。

婚姻の真実性を証明するもの

  1. 写真
    必須として夫婦のスナップ3枚程度が入っていますが、もっとあるならもっと出して問題ないでしょう。うちの場合は、2000枚の写真を、1ページ50枚くらいで圧縮して、40ページくらい写真だけの書類を出しました笑
  2. メール・SNSの記録
    うちはLINEだったので、LINEの機能を使いText形式で出力しました。A4で1200枚とかになったのですが、それはあまりにも狂気なので、圧縮して100枚程度出しました(それでも狂気)
  3. 手紙
    旅先から書いた手紙とかは動かない証拠ですよね、消印もあるので日付も証明できますし

中でも、親や友達など、二人だけの結婚ではないということが証明できるとなおさらいいでしょう!また、もし同居の事実があればそれも積極的にアピールしましょう

その他、ちゃんと付き合っていることが証明できるものがあれば積極的に出しましょう!

経済力があることを証明するもの

シビアですが、二人で生活する力があるの?ということが結構大事です。配偶者ビザなら就労も出来るとはいえ、最初は仕事がないわけで、それを支えられるかも認可に大きく関わります。

  1. 家計簿
    家計簿というか、月の収入・支出のバランスをまとめたものなどがあると信憑性が増すでしょう!
  2. 預金残高
    その年の税収額は必須書類の課税証明書・納税証明書で証明できますが、例えば収入は少ないけど預金が多い場合などは、預金を印刷しておけばいいアピールになるでしょう!
  3. 会社の雇用契約書
    会社員であれば、雇用契約書に年収が記載されています。私は去年新卒や研修などで半年しか働いていなかったので、課税証明書に記載の年収が、現在の半分以下でした。なので会社に最新のものを出してもらい、それで補強しました!

他にも、不動産関係の書類だったり、社長なら法人の登記事項証明書だったりと言ったものがあるとより有効ですね。

なぜ二人で生活するのに問題がないか示せるものがあるなら出しておきましょう!

身元を証明するもの

どんな人が日本に来るのか、そしてどんな人が日本に迎え入れているのかを政府が把握出来れば安心ですよね。また日本になじめるかも大きなポイントとなります。

  1. 日本語能力検定
    もし日本語力を証明する書類があるなら出しましょう。言語は上手く馴染めるかの大きなポイントですし、急には取得できないので偽装結婚の区別にもなります(逆に1級取るくらい頑張っているなら日本来てもらわないと国にとって損ですよね^^;)
  2. 学歴、履歴書
    大学出ているのは正直結構有利です。就労ビザの条件にもなっていますし。またもし成績などよければ真面目な人だということも分かります。あくまで加点を出しに行くのが追加書類なので、別にそうでないなら出さないことでマイナスにもなりませんのでご安心を。
  3. 会社の雇用契約書
    現在の職場は必須の質問票内に書くところがありますが、一応それも証拠書類を出しておくと安心だと思います。
  4. 無犯罪証明書
    私は準備しませんでしたが、こういうのも相手の母国から出してもらえると、より信頼性が増すと思います!

申請書類の提出方法

基本は入国管理国に持ち込みです。東京なら1Fに配偶者ビザ用のカウンダ―があるので、そこで番号札を取ると呼ばれます。その場で必要書類の確認をされて、問題がなければ、受理番号の書かれた紙を受け取って手続き終了です。

至る所にありますが、東京なら品川の果ての方にあります(果ての意味は行けば分かります笑)

ご自身のお近くの入国管理局を調べてくださいね。

提出したら何をするの?

基本は何もしません。

書類に不備などがあれば入国管理局から連絡が来ると思いますが、私の場合は連絡なく許可の書類が届きました。かかった日数などはこちらに記載していますので、あわせてどうぞ!

そして無事に在留資格認定証明書を取得できましたら、続いて台湾での手続きとなります。その後の手続きは在留資格認定証明書をもらった後の手続きをご覧ください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

基本は自分ひとりで出来るようにたくさん書きましたが、例えば不利な条件がある場合(複数回目の国際結婚、無収入、対面での交際がほとんどないなど)は、うまく工夫して書くことが必要になりますので、プロの知恵を拝借しましょう。

当ブログでは上の書類を揃えたのに上手く行かなかった場合の責任などは取れないですが、真実の結婚であれば、ちゃんと書類を準備して出せば大丈夫だと思います!ぜひしっかりと準備して臨んでくださいね!

ABOUT ME
ありま
ありま
台湾嫁日記の管理人。台湾人と国際結婚した日本人夫。新宿区在住。'18/9 入籍、'19/5 日本挙式、'19/12 台湾挙式予定。普段は会社員として日々奮闘してます!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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